バリ日記 その6

『 傘 』という短い名前があるにもかかわらず、人はなぜ『 コウモリ 』と呼ぶのか・・・・。
それはね。
コウモリに似ているからですよ。
目の前にぶら下がる、妙な質感の物体。
ビニールのような、革のような、複雑な形をした物体。
なかなか認識できずに、ぐいぐいと近づいた。
すると、それは紛れも無い コウモリ だった。
『 わぁ!!!なべちゃん!!コウモリだよ!!メロン食べてるよ!!!!かわいいよ!かわいいよ!!!』
はじめてこんな間近でコウモリを見ることができた私は、テンションが上がり、ぶら下がっているコウモリの回りをぐるぐるぐるぐるぐる・・・・・・。
回りすぎて危うくバターになるスンデで、なべちゃんの姿が無いことに気づく。
『 あれ??どこだ? 』
とあたりを見渡すと、とぉーくの方からこちらを眺めていた。
どうやら苦手なようだ。
離れるのが惜しい私はしぶしぶ写真をとり貯めて、なべちゃんの元へ。
『 どうしたの? 』
と問いかける私に、控えめな態度で
『 ・・・・・んん。気持ち悪い。』
とつぶやいた。
そっか。
なべちゃんはふさふさしてない生き物は苦手なんだな。
蛇も嫌いだしね。
わたしがカミネ動物園で大蛇を喜んで巻かせてもらったときも、とぉくから眺めていたな。
でも、コウモリは結構ふさふさしていてかわいかったんだけどなぁ・・・。
1人で楽しんじゃってごめんね。










